乾燥ローヤルゼリーのメリット・デメリット

ローヤルゼリーの加工方法

ローヤルゼリーは、女王蜂を育てるための特別な食糧として、若い働きバチが体内で合成し、分泌した物質です。
日々2000個もの産卵を続ける女王蜂の生命力を支えている源と考えられていて、アミノ酸や各種ビタミン、ミネラルなど、数多くの栄養素が豊富に含まれています。
ローヤルゼリーを採取したあとには加工が施され、大きく3つのタイプに分かれます。
必要最低限の加工がなされたものが生ローヤルゼリーで、それを乾燥させたものが乾燥ローヤルゼリーです。
もう一つには、生や乾燥タイプに調整剤などを配合して加工した調整ローヤルゼリーもあります。
この記事では、乾燥ローヤルゼリーに焦点を当て、そのメリット・デメリットについてご紹介します。

乾燥ローヤルゼリーとは

「乾燥ローヤルゼリー」は、生ローヤルゼリーの水分を90%以上除いて乾燥させ、粉末状にしたものです。
瓶詰めされたり、カプセルに入れられたりして販売されています。
ローヤルゼリーを採取してから72時間以内に特殊な加工法で乾燥させるため、天然成分の鮮度を保ちつつ保存できるといわれています。
ローヤルゼリーは加熱すると成分が変性してしまうため、熱を使わずに乾燥する方法が主に用いられています。
フリーズドライ製法や真空凍結乾燥法、昇華乾燥法などさまざまで、メーカーによってどの方法が採用されるのかは異なります。
生ローヤルゼリーと比べて飲みやすく改良されているため、市場にもっとも多く出回っているローヤルゼリーの種類とされています。
また、長期保存や携帯に適しているとの理由から、一般的に利用者が多いタイプともいえるでしょう。
乾燥ローヤルゼリーを選ぶ際に重要なのは、どのような方法で乾燥させたかにあります。
熱を加えて乾燥させると、中に含まれる栄養素が一気に分解されてしまうためです。
推奨されているのは、「昇華乾燥法」が採用された製品を選ぶこととされています。
凍結して乾燥させるこの方法は、有用成分が損なわれず鮮度を保ちながら加工できるといわれています。
乾燥ローヤルゼリーは生ローヤルゼリーを乾燥させたもののため、有益な栄養素が損なわれているのでは、と心配する人は多いかもしれません。
前述のとおり、栄養価を損なわずに粉末状に加工する技術が開発されています。
それが採用されている製品であれば心配する必要はなく、栄養を摂ることが期待できます。

乾燥ローヤルゼリーのメリットとは

乾燥ローヤルゼリーは、長期保存や持ち運びができるというメリットがあります。
デリケートな生ローヤルゼリーのように難しい管理を必要としないため、非常に扱いやすい製品です。
直射日光や高温を避ければ冷蔵しておかなくても保存が利き、気を使わずに外出先に携帯することも可能です。
ローヤルゼリーに含まれる有益な成分の効果を得るには、継続することが推奨されています。
そのため、持ち歩けるのは大きな強みともいえるでしょう。
また、大抵は粉末状になってカプセルに詰められているため、独特の酸味やにおいを感じることなく飲みやすい点もメリットに挙げられます。
生ローヤルゼリーの独特な風味が苦手という人にとっては、便利なものといえるでしょう。
生ローヤルゼリーと比較して安価という点もメリットの一つです。
ローヤルゼリーの生成は働きバチに任されているため、大量生産できず、採取状況によって供給が不安定という特徴があります。
人工的に成分の合成もできないため、希少価値が高い食品として扱われており、自然に価格も高くなりがちです。
乾燥ローヤルゼリーには長期保存できるというメリットがあるため、品質管理がしやすく、安価に設定される傾向があります。
毎日続けて摂るためにはコスト面も軽視できません。
安定した供給量が期待できる乾燥ローヤルゼリーのほうが、コストパフォーマンスが高くなるのです。

乾燥ローヤルゼリーのデメリットとは

メリット尽くめのように思える乾燥ローヤルゼリーにもデメリットが存在します。
生ローヤルゼリーに比べて栄養価が低くなるのが、乾燥ローヤルゼリーの大きなデメリットです。
栄養価が下がるのは、乾燥させる工程で栄養の一部を失うためといわれています。
ローヤルゼリーは熱に弱いため、加工法によっては栄養素が損なわれてしまう可能性があるわけです。
メーカーによっては加工のコストを下げるため、加熱して一気に乾燥させる方法を採用している場合もあるといいます。
その分製品価格も下がりますが、肝心のローヤルゼリーが分解されてしまうため、ほとんど効果が期待できないでしょう。
乾燥ローヤルゼリーを購入する際には、可能であれば事前に加工方法を確認するのもおすすめです。